2007年05月09日

綿業会館



イギリスに起こった産業革命が世界各地に波及し、
大阪でも紡績業が発展。
イギリス最大の工業都市マンチェスターになぞらえ
東洋のマンチェスターと呼ばれ大阪は水の都から
煙の都とよばれる工業都市になっていった。

その頃、大阪には全国から多くの工場労働者があつまる。
現在、大阪に沖縄や韓国の人たちが多く住む街があるの
はそのためである。

そして東洋のマンチェスターと呼ばれた時代を象徴する建物が
この綿業会館。

東洋のマンチェスターとよばれた大阪は
昭和4年にいたってはイギリスを押さえ
綿製品輸出世界第一位になるほど発展した。

その2年後(昭和6年)に綿業会館の竣工が始まる。
綿業会館の竣工には大阪紡績株式会社の岡恒夫専務の
「日本の綿業の進歩発展に役立てて欲しい」という
遺言をそえて残された寄付金100万円と業界から集まった50万円
を加えた150万円(今でゆう70億円)を元に建設された。

同じ時期に大阪城の天守閣復活の市民から寄せられた
寄付金が同じ150万円だったという。

内装デザインは世界各国の来賓や、会員の好みに応じて、
好きな部屋を選んでもらいたいという設計者の配慮により
 吹き抜けの玄関ホールはイタリアのルネッサンス様式。
 談話室はイギリスルネッサンス初期のジャコビアンスタイル。
 鏡の間と呼ばれる会議室はフランスのアンピールスタイル。
と、様式は多様。

様式のみならず、井戸水による冷風送気を行ったり、
各部屋の窓に鋼鉄ワイヤー入り耐火ガラスを使用するなど
設備面に関しても先駆的な試みの数々を見ることができる。

平成15年に国の重要文化財に指定されています。
毎月第4土曜日には館内見学もできる。


綿業会館 
〒541-0051 大阪市中央区備後町2丁目5番8号 地図はこちら

館内見学(有料・要予約) 
 第1部:(11:00~)見学・昼食付 2,500円/人
 第2部:(14:30~)見学のみ 500円/人
  (各部定員35人)




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この記事へのコメント
こんばんわ。色々な情報ありがとうございます。
ところで、この綿業会館の写真は大阪倶楽部の写真なのでは?
と思ったりします。
素敵なHPなので修正頂けると良いと思って・・・
Posted by 船場おたくになりたい at 2008年03月23日 02:34
船場おたくになりたいさん
こんにちわ。
本当です!すいません。大阪倶楽部の写真でした!
訂正しました。
ありがとうございましたー。
Posted by むーさんむーさん at 2008年03月27日 13:25
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