ダイビル(旧大阪ビルヂング)
ダイビル(旧大阪ビルヂング)です。
大阪ビルヂングは大阪商船・宇治川電気・日本電力の
三社の出資により設立されました。
設計は綿業会館と同じ渡辺節によるもの。
製図主任にはそごう百貨店大阪本店(2003年取り壊し)を
手がけた村野藤吾が関わっているほか、通天閣(2代目)の
内藤多仲により耐震設計もされていたのだとか。
一見レンガのようですがタイルで覆われていて、
玄関ホール、玄関上部の「鷲と少女の像」、柱の彫刻など
細やかな装飾がほどこされている大正期ネオ・ロマネスク様式の
オフィスビルです。
しかしながらこのダイビルは2009年着工で(完成は2012年)
中之島ダイビル・ウエストに建て替えられるとのこと。
こんな素晴らしい建築物がなくなってしまうのは悲しいです。
この素敵な建築物を見れるのはあと少し。
喫茶店などもはいっているので大阪市立科学館や国際美術館などに
行った際によってみて下さいー。
写真家が見る大正ネオロマネスク ダイビル
〒530-6591
大阪市北区中之島3丁目6番32号
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