江崎記念館にいったときに案内の方に資料をたんまり
いただいたので当分はグリコについて勉強しようかなと思います。
創立者は江崎利一←テストにでそう。
江崎利一が有明海を歩いていると漁師たちがカキを煮込んでいた。
カキには多くグリコーゲンが含まれているがあのふきこぼれている
煮汁にもグリコーゲンが含まれているのでは?と思い、その煮汁を
貰って九州帝国大学医院に分析を依頼。
結果、グリコーゲンが含まれている事がわかり、その後長男の病気
をきっかけに広く世に活用してもらいたいと考え、行きついたのが
今日も販売されているグリコのキャラメルなんだそう。
キャラメルにカキー??今まで気づきませんでしたけど原材料名には
ちゃんとかきエキスと書かれてます。
グリコのキャラメルといえば誰しもがあのパッケージを思い浮かべる事が
できると思います。
あの箱には「ひとつぶ300メートル」とかかれていますがあれには
根拠があったんです。驚きっ。その計算式が以下のものです。
身長165cm、体重55kgの男性(昭和62年の標準的な20代の男性)を設定として
①1分間当たりのエネルギー消費量は
T=37.0(kcal/㎡・時間)基礎代謝量基準値×1.613(㎡)人の体表面積×
8.25駈足程度のエネルギー代謝率/60(分)=8.21(kcal/分)
②1粒で何分間、駈足で走れるか
15.43(kcal)/8.21(kcal/分)=1.88分
③160(m/分)の速度で走ったとして、1粒当たりで
160(m)×1.88(分)=およそ300(m)
走れる計算となるらしい。
パッケージも当時のマークが怖いことから書き直したがその時
参考にしたのが極東オリンピックで優勝したカタロン選手をはじめ
パリオリンピックに出場した谷三三五選手、マラソンの金栗四三選手
らしく、2代目がこのような感じ。心なしか笑顔。ちょっと笑ってしまう感じです。
今のゴールインマークは7代目。
ちなみに道頓堀の顔となっているあのネオンは現在5代目。
2003年4月には大阪市から「指定景観形成物」に指定されている。