2008年09月19日
住吉の浜
「すみよっさん」の愛称で親しまれ、初詣には多くの人でにぎわう住吉大社。
国宝でもある4つの本殿には航海の神様が祀られています。
現在改装中。
海の神様とはいえ海からは離れているのに?と、思ったんですが
昔は住吉大社の太鼓橋から向こうは白砂青松の美しい砂浜が広がっていたそうです。
「摂津名所図会」や「浪花百景」などに描かれています。
かつて海に面し灯台の役割を果たしていた高灯籠が住吉公園をぬけた
国道26号線沿いにたっています。
ジェーン台風で木造部分が破壊され昭和49年に200mの東へ移動した
現在の場所に再建されたそうです。
今ではほとんど埋め立てられていますが当時の住吉はこんな感じ。
橋を渡るとすぐ海が見えるということで出見の浜と呼ばれていたそうです。
周辺に住之江や粉浜など海に関する地名が多いのもその為なんですね。
Posted by むーさん at 13:54│Comments(0)
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